雇われ社長 #05
流浪の旅を続ける雇われ社長BLOG
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天才寿司職人
今日は 今夜だけは こいつの話を書かねばならない

オイラの友人 <すすきの>の天才寿司職人
30代半ば まだまだ上手くなる
こいつの握る「塩アナゴ」こいつが差し出す「椀物」
紛れもない 天下一品の味だ
いつの日か必ず<すすきの>を席巻する日が来るだろう

最初の出会いは6年前
オイラ好きな子がいてな でも歳も離れすぎてるし言えなかった
ある日 その子から誘われた
「付き合ってる人がいるんです 会ってみてもらえますか?」
まぁ残酷といえば残酷な誘いだな でもオイラのキャラクターならしょうがないか
「いいよ 行こうや」
そして彼ー今日の主役ーの大将の店に来た

いい男でな
腕は一品
ギャクが あまりに面白くないので逆にツボにはまって笑ってしまう
こいつのギャグほど面白くないギャグを聞いたことがない
めげずに機関銃のように言って来やがる
「いい男じゃないか」

彼女は嬉しそうにニッコリ笑った


でも時間は流れ 大将と彼女は別れた 大将がふられたんだな

大将の店はこじんまりとしていてカウンターは7~8席
札幌のNO.1の店で修行を積んで独立したそうな
客は少ない
オイラよく若い衆連れて行った 少しでも売上になればな
ふられた者同士の妙な連帯感もあった


ある日行くと綺麗な日本美人が手伝っている
「なに いい子雇ったね」
「いいえ・・・妻でして・・・」
「へぇっ 結婚したの おめでとう」
客はどんどん増えていった

オイラ大事な奴は必ずこの店に連れて行った


今日若い衆から頼まれた
「大事な人 あのお店に連れて行きたいんです 社長TEL入れておいてくれませんか」
「おお いいぞ 安くしてやってくれって言っておく」

TELした
・・・お掛けになった電話番号は現在使われておりません・・・
ええっ おいおいおい
またTELした
・・・お掛けになった電話番号は現在使われておりません・・・

おいおいおいおいおい どうしたんだ どこ行ったんだ
潰れちまったのか おいおいおいおいおい
おーーーーーーーいっ













若い衆が名刺を持ってきた
「社長 携帯NO.書いてました」

電話した

奥さんが出た

「どうしたの お店畳んじゃったの?」

・・・・・・
「いえ・・・」
「ん?」
・・・・・・
「すみません」
「ん?」
・・・・・・


天才は先月 店を出たとたんに倒れ 急逝してしまっていた

文章がまとまらない
読んでくれた方 すまない
なんで あんないい男が逝っちまったのか
まとまんないけど
今日はあいつのことを書かなきゃ
書かなきゃ
バカヤロウ




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